「早めの服用」物理的・心理的ハードルは
緊急避妊薬は、服用が早ければ早いほど避妊の確率が高まります。
【妊娠阻止率 ※レボノルゲストレル緊急避妊薬の場合】
日本産科婦人科学会『緊急避妊法の適正使用に関する指針』より
24時間以内:約95%
25~48時間以内:約85%
49~72時間以内:約58%

医療機関の受診時間外でも薬局が営業していれば、早めの服用につながります。また、性暴力などさまざまな事情で医師の診察を受けたくない人にとっても選択肢が広がります。
宮原院長「ハードルを下げるという意味では、薬局の方がかかりやすい方もおられるのではないかと」

「性教育がセットで必要」
薬局での販売には物理的にも心理的にもメリットがある一方、正しい知識を持たないまま緊急避妊薬に頼ってしまうケースや、性暴力やDVに伴って使われてしまうケースも懸念されます。
宮原院長「避妊法にはどのようなものがあるのか、例えば日本だとコンドーム、ピルとか、知らずに緊急避妊薬ばかりになると、結局何も変わらないと思うんですよね。セットで性教育をやっていかないと」









