■ 注目を浴びるベトナム生まれのサンド

最後は、とあるサンドの専門店ですが…

リポーター
「バインミー専門店」

あまり聞き馴染みがない言葉ですが、バインミーとは?

Conny’s Banhmi 古西幸治さん
「バインミーとは、いわゆるベトナム版サンドイッチのことです」

健軍商店街から徒歩1分ほどの所にある「Conny’s Banhmi」(コニーズ バインミー) 本場ではフランスパンにレバーペーストを塗り、チャーシューやパテなどの肉、ナマスやパクチーなどの野菜をたっぷり挟むのが一般的。ところでなぜバインミーを?

古西さん
「初めて知ったのはテレビで。食べてみたいなと思って」

旅先の東京で食べて、そのおいしさに驚いたそうです。しかしその当時…

古西さん
「調べた時に熊本に店がなかった。だから、自分でバインミーの店をやってみようと始めました」

注文が入ってからパンを焼き上げ具材を調理。

レバーペーストではなく、臭みの少ないオリジナルの豚肉ペーストを使用。なますは食べやすいように酢の量を減らした自家製のものを使います。こだわりのチャーシューなどを挟んだら完成です。

リポーター
「おいしい。チャーシューは独特の香りがしますね」

古西さん
「五香粉 (ウーシャンフェン)です」

五香粉はベトナムの家庭でも使われるもので、シナモンや八角、クローブなどのスパイスをブレンドした香辛料。豚肉に漬け込んで焼きあげています。

リポーター
「豚肉チャーシューとパクチーのこのいい香りの組み合わせがまたいいですね。それからなます。シャキッとした食感がまたアクセントでいいですね」

米粉のソフトフランスパンでサンドしているので、サクサクの食感も楽しめます。

まだまだ熊本では馴染みの薄いバインミー。来店者の反応は?

古西さん
「新しい食感で、今まで食べたサンドイッチの中で一番おいしいと言われたときはうれしかったですね。ワンハンドで食べられるのでこれ持ってピクニックとか公園で食べたり、そういう方も結構います」

リポーター
「これからのお出かけシーズンにもぴったりの持ち帰りサンドだと思いますので、みなさん食べてみてください」