熊本県は、天草市で死んでいるのが見つかった野鳥から毒性の強い高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表しました。熊本県内での確認は今シーズン初めてです。

県によりますと11月12日、天草市の水辺で2羽のヒドリガモが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査を行った結果、2羽とも毒性の強い高病原性鳥インフルエンザであることが確認されました。

また、20日に鹿児島県出水市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの可能性が高いニワトリが確認されたことなどを受け、熊本県は21日、県内192か所の養鶏場に対し、消毒を徹底するよう命令を出しました。

現在のところ県内の養鶏農家などで異常は確認されていないということです。