日本で最初にできたスクランブル交差点はどこかご存じですか?
その発祥とされる場所できょう(4日)記念式典が開かれました。
記念碑が設置されたのは、熊本市にある子飼(こかい)商店街の入口付近。
記者「どの方向にも自由に渡ることができるスクランブル交差点。
実はここ子飼交差点が発祥なんです」
国内初のスクランブル交差点を活用し地域の発展につなげたいと地元住民たちが記念碑を設置しました。

スクランブル交差点と言えば東京・渋谷のイメージが強いですが、日本では1968年にできた子飼交差点が発祥とされています。
黒髪校区自治協議会 秋山高宏会長「子飼交差点は昭和43年(1968年)にニューヨークのバーンズ交差点を参考にして策定・運用が開始されました」
1965年は車の普及が一気に進んだころで、スクランブル交差点になる前の子飼交差点では交通量が急増し、歩行者の安全確保が急務とされました。

そこで、取り入れられたのが日本初のスクランブル交差点だったのです。
完成した2年後、1970年には交差点全体がゼブラ柄になっていました。

そして現在、交差点は少し広くなりました。

地元の住民「クイズ番組に出たりすると『ほらほら』と言って『渋谷じゃないよ子飼だよ』と言います。孫たちに」
地元の住民「東京なら分かりますけど、(日本初が)まさか熊本とは思わず。スクランブル交差点を見るために来て欲しいです」









