並木坂から自転車で約10分、たどり着いたのが『鰻や正一(まさかず)』。

新本さんの元気の源はこちらで提供しているウナギ料理。スタミナを付けたい、『ここぞ!』という時に立ち寄るそうです。

訪れる理由の一つが、店名にもなっている「緒方 正一」さん(享年79歳)。

新本さん「(緒方正一さんは)自転車で行商を始めたときに、『頑張れよ頑張れよ』って応援してくれて、思い入れがあるもんですから」

生前、ウナギの店を出したいという願いがあった正一さん。 2年前、息子の康夫さんが遺志をつぎ、店をオープンさせました。

新本さんのイチオシは正一さんの名前が付いた『正一御膳』。ウナギは、この時季、脂がのっているという鹿児島県産を使用しています。

う巻きに白焼き、肝吸いなども付いた贅沢なメニューです。新本さんはいつも肝吸いから食べるそうで…。

新本さん「もう、言葉では言えないですね。おかわり!(笑)」

田中リポーターも蒲焼きをいただきました。

田中リポーター「うわー、とろけるような脂といいますか身といいますか。もう本当に絶品です!タレもまた、甘めで本当においしいですね」

新本さん「明日からまた私も一生懸命働いてペダルを踏んでから、正一のウナギを食べに来ましょう。割り勘でね(笑)」