菊陽町の認可保育園で「不適切だと疑われる保育」があったとして、熊本県と町が保育園に改善を求めていたことが17日、分かりました。

菊陽町などによりますと、今年3月と4月、県と町に「認可保育園で不適切な指導がある」と通報がありました。

通報を受け、県と町は今年4月にこの認可保育園の園長などから保育の現状などを聞き取り、6月には全職員にヒアリングを実施しました。

その結果、不適切指導の証拠はなかったものの「園児に対して不適切だと疑われる保育があった」として、県と町はこの認可保育園に対し 保育の見直しや職員と保護者の信頼関係の構築などを求めたということです。

認可保育園の園長は「職員への研修やセルフチェックシートを用いた保育の振り返りをし、再発防止に努める」とコメントしています。