熊本市役所の建て替えを巡り、8月9日の市議会では多くの会派が態度を表明しました。一方、必要経費の表記を巡り、議員から厳しい声が上がりました。
熊本市役所について、市は7月までに本庁舎を「NTT桜町ビル跡地」、中央区役所を「花畑町別館跡地」に建て替える案を示しています。
9日の特別委員会では、建設地などを盛り込んだ市の基本構想について多くの会派が態度を表明しました。
自民熊本 大石浩文委員「基本構想の内容については承認できるものと判断しています」
共産 上野美恵子委員「今の段階では認めるわけにはいかないという点をはっきり申し上げます」
一方、問題視されたのが費用についてです。
自民熊本 落水清弘委員「“プラスα”はやっぱりまずい。『こういう(費用の)項目です』と並べないと。プラスαで(議案が)通るなんて思ったら大間違いですよ」

市は概算事業費を616億円「+α」と説明。このプラス部分については、工事単価の変動を理由に具体的な金額を示していません。
9日の委員会では建て替えに賛成する声が多数を占めましたが、市のこうした姿勢には、疑問の声が相次ぎました。
市議会では、9月の定例会で建て替えの予算案を巡る審議を行う見通しです。
それぞれの会派の反応は

最大会派の『自民熊本』など三つの会派は市の提案に賛成を表明しました。
一方、第2会派の『熊本自民』は「総事業費などが不透明で判断材料が乏しい」として態度を表明せず、共産は「市民への説明が不十分」として、現時点で認められないとしました。









