プール施設の状況

施設には当時140人ほどの利用客がいて、複数のライフガードが見回りをしているほか、町の職員も同行していたということです。
溺れた場所の周辺は水深が徐々に深くなっていて、最も深いところで約4メートルありました。
この事業では、大津町からは2年に1回、ヘイスティングズ市を訪れていて、このプールも過去に少なくとも5回利用していましたが、これまでに事故の発生はなかったしています。
死亡した生徒の状況

事業に参加した生徒たちは日本時間の8月1日、昼食を終えた約30分後に市内のプール施設に入りました。亡くなった生徒がウォータースライダーで遊んでいる様子を別の生徒が見たのが最後だったということです。
この生徒はプールに入った5分~15分後に溺れたとみられますが、朝の健康状態の確認では異常はなく、溺れた詳しい経緯についてはわかっていません。
町の対応は
交流事業は途中で中止となり、大半の生徒はきのう(4日)熊本に戻りました。
町は今後、参加した生徒の精神的なケアや管理体制の見直しに取り組む方針です。