夏の高校野球熊本大会は決勝を迎え、甲子園への切符をかけて熊本国府(第1シード)と熊本工業(第2シード)が対戦しました。

熊本の頂点をかけた戦いは熊本工業が初回に1点を先制。

さらに3回表、1アウト2塁で2番浦上がタイムリースリーベースで追加点をあげると、3番上田もタイムリ―スリーベースを放ち、3-0へ。

そして、4番菊山がライト前にはじき返して3連打。熊本工業がこの回で一挙3点を奪い4-0。

熊本国府の反撃は4回裏。6番元山の犠牲フライで1点を返し、3点差へ。さらに2アウト満塁で1番梅田に打順が回りますが、レフトフライ。熊本工業先発・山本が踏ん張ります。

すると6回表。熊本工業9番キャッチャー吉岡が左中間を破る2点タイムリーツーベース。力投を続ける2年生ピッチャー山本を援護します。

山本は熊本国府打線に11安打を浴びながらも要所を抑えるピッチング。背番号10の2年生が9回を投げ抜き、熊本工業が3年ぶり23回目の夏の甲子園出場を決めました。

熊本工業 濱口翔太主将(3年)「中学校3年生の時に熊工が甲子園に出て自分たちも甲子園に行きたくて熊工に入ってその夢を叶えられたことは、3年生全員がうれしく思っています」

夏の甲子園は8月4日組み合わせ抽選会が行われ、8月7日に開幕予定です。