3月に行われた熊本県知事選挙の期間中に、候補者だった木村敬(きむら たかし)知事の写真を載せたポスターを掲示していたとして、選挙管理委員会が自民党県連に撤去命令を出していたことが明らかになりました。
撤去命令を出していたのは、熊本市や八代市、人吉市など19市町村の選挙管理委員会で、対象となったのは熊本県内260か所のポスターです。

公職選挙法では、候補者の名前や候補者を類推させるポスターについて、告示日から投票日までの間は撤去しなければいけないとしています。(公職選挙法201条の14項)
しかし知事選の期間中、候補者だった木村知事と所属議員の写真を並べた自民党県連のポスターが「掲示され続けている」と、県や各市町村の選管に指摘が相次いだということです。

現場を確認した選管は「違反状態」と判断して自民党県連に撤去命令を出し、熊本県警に通報しました。
この問題について、木村知事は5月28日の会見で次のように述べました。
木村敬知事「選挙期間中にも貼ってあるのは認識していました。選挙事務所が的確に自民党に伝えて、対応した」

木村知事は、問題となったポスターの掲示はあくまでも自民党の政治活動の一環であり、県連が適切に対応するべきだったとの見解を示しました。
自民党県連は、「マンパワー不足やポスターを貼った場所の特定が難しく、告示後も残ってしまった」と説明しています。









