栞奈さんのためだけに作られたアプリが完成

東京とリモートでつなぎ、使い方を教えてもらいます。

このアプリは、入力した文章をAIで生成された栞奈さんの声が読み上げるというもの。

山本さん「押してみます」

AI音声の読み上げ「私の名前は山本栞奈です。大学4年生になりました」

山本さん「すごく自然じゃないですか」

制作に携わった担当者も、栞奈さんの反応に手応えを感じたようです。

サイバーエージェント 門倉晴美さん
「栞奈さんがこれから体調面で声を出すのが苦しい時にその素敵な声を届ける一助になれたらいいなと思います」

いつか声を失うかもしれない。そんな不安を抱えながらも栞奈さんは前を向きます。

栞奈さん「今後何があるかわからないけれど、このアプリがあるということでもっと明るく物事を考えていきたいなと思います」

栞奈さんは今後福祉の現場で、こうしたAI技術がさらに広がることを期待しています。