きょう(3月27日)の特集は「フリースクールの卒業式」

中学校で不登校だった15歳の生徒が伝えた感謝と夢とは。

3月22日、熊本市内のフリースクールで卒業式が行われました。

卒業証書を受け取るのは様々な事情で学校に通わなかった不登校の子どもたち。

寧々さん「本日は私たちのために…」

卒業生を代表してあいさつするのは中学3年生の寧々(ねね)さんです。

熊本市の自宅で家族と暮らす寧々さん。

大の読書家で、自宅には図書室もあります。

寧々さん(15)「(お気に入りの本は)「かがみの孤城」不登校の子たちの話ですごく共感できたところが好き」

小学生の頃から学校の時間割に合わせるのを辛く感じていた寧々さん。

中学1年のゴールデンウィーク明けからは、ほとんど地元の学校に通わなくなりました。

寧々さん「自分でも原因とかきっかけとかよく分からなくて、給食も食べるのが遅いので、なんか合わせられなくてそういうところかなと思う」