◆「美味しいけれど出荷できないもの」に着目
廃棄される規格外のみかんに着目したのが北九州市の企業・門司港レトロビールです。

門司港レトロビール・峯松幸之助さん「目的はフードロスの削減ということで、地元でも美味しいけれど出荷できないという食材はないかなと思って」

門司港レトロビールは去年、学校給食の食パンを作る際に廃棄されていたパンの耳の部分を使ってビールを商品化しました。今回は第2弾として規格外のみかんを使ったビール「若松みかんヴァイツェン」を完成させました。1つ1つ丁寧に皮をむいたみかんは100%の果汁に加え、皮も香りつけに使っています。
◆みかんの魅力がさらに広がることに期待
気になる、そのお味は・・・

RKB下濱美有「おいしい、ヴァイツェンよりも少しすっきりした感じ、ビールのほどよい苦みも残っていておいしいです」
若松みかんを栽培する大庭さん、お酒は飲めないそうですが、大事に育てたみかんが新しく生まれ変わることで若松みかんの魅力がさらに広がることを期待しています。
大庭さん「みかんを通して食の大事さを訴えることです。初めて門司ビールさんと接点ができたので、勉強しながら人生常にチャレンジしたいです」

「若松みかんヴァイツェン」は現在、数量限定で販売されています。夏ごろには醸造が再開されることになっています。







