福岡県北九州市の農園で栽培されている「若松みかん」。高い濃度とほどよい酸味が特徴です。美味しくても形の問題や傷があって市場に出せないみかんもあります。これまで廃棄していた規格外のみかんを有効活用しようと地元企業がフルーツビールとして商品化しました。
◆2割が“規格外”として廃棄処分

北九州市若松区にあるみかん農園です。きらきら輝く太陽と爽やかな潮風をたっぷりと浴びたみかんは高い糖度と酸味を特徴とし、「若松みかん」としてブランド化されています。
ミカンを育てる大庭繁樹さん「これが3Lくらい(酸味もあって美味しいです、売れないんですか?)売れない。名前入りの値札を貼りますよね。一旦悪いみかん出すとあとまで響くんですよね消費者に。もったいないけれど打ち切り」

傷や大きさによって規格外となったみかんは市場に出すことはなく、すべて「廃棄」されます。この農園では2割程度のみかんが規格外となり、鳥が食べるか地面に落ちたまま放置されていました。







