RKB毎日ホールディングスは17日、福岡県宗像市と企業立地協定を結びました。「道の駅」そばで、新たにサーモンの陸上養殖事業を手がける方針です。


◆「サーモン陸上養殖」で立地協定
17日午後、宗像市役所では伊豆美沙子市長とRKB毎日ホールディングスの井上良次社長が、それぞれ協定書にサインし立地協定を結びました。RKB毎日ホールディングスは新たに子会社を設立し、宗像市江口の「道の駅むなかた」に隣接する約1万8000平方メートルの土地でサーモンの陸上養殖に取り組みます。


◆年間500トンの出荷を目指す
今後、施設の建設を進め2024年に生産を開始する方針です。地元で10人程度雇用し、年間500トンの出荷を目指します。伊豆市長は、ふるさと納税の商品や地元飲食店でも導入して、にぎわいにつなげるとした上で「『食のまち むなかた』を発信していきたい」と期待を述べました。