◆漏水で「水不足」に陥る、給水車が出動

RKB正福里奈「ショッピングセンターに給水車が到着しました。臨時の給水所が設けられ、タンクに水が入れられています」

26日午前に福岡市を出発した給水車が向かったのは大牟田市でした。大牟田市では25日時点で市内163軒の住宅で水道管からの漏水を確認。約1万4000世帯に水を供給している勝立配水池の貯水量が下がり断水のおそれが出ています。このため、26日正午から水道の供給量を半分程度に減らす「減圧給水」を実施し、市内5か所に給水所を設けています。
男性「毎回こういう時に水が止まるでしょう?水が出る量が少なくなってきている感じがある」
女性「10年前に断水したことがあるから、今回は対策を練りました」

また、香春町でも水道管の破裂が相次ぎ、午後1時から午後6時まで町内のほぼ全域の約3700世帯が断水しました。役場は希望する町民に給水パックを配布し、取りに行けない高齢者などには自宅へ配達しています。九州北部は27日以降も寒波の影響が続くおそれがあります。気象台は、降雪や路面凍結による交通障害、農作物の管理などに注意するよう呼びかけています。







