「他の子供と接する機会を」

午前9時過ぎ。

福岡県志免町の認定こども園、志免さくらこども園にやってきたのは、5月で2歳になったばかりのゆうみちゃんです。

これまで育児休業中だったお母さんは現在、2人目の産休に入り、まもなく出産を迎えます。

普段は自宅で育児をしていますが、「他の子ども達と接する機会が欲しい」とこども誰でも通園制度を利用して5月から週に1回通わせ始めました。

ゆうみちゃんの母
「お出かけした先で公園とかで他の子と絡む(関わる)ことはあるんですけど、しっかりこうやって園の子やたくさんの子と遊んだり一緒に行動したりすることがないので、勉強もかねて…」

この日で通園5回目のゆうみちゃん。

物怖じしない性格ということであっという間に2歳児クラスの中に溶け込みました。

空き枠か新規枠か2つの実施方法

「こども誰でも通園制度」の実施方法は大きく分けて2つあります。

一つはクラスの定員の空き枠を活用する「余裕活用型」。

施設側は保育士数など今の体制を変えることなく受け入れることが出来ますが、空き状況に左右されるため利用者にとっては予定が立てづらい面もあります。

もう一つはクラスとは別に制度の専用枠を設ける「一般型」

利用者は決まった曜日や時間帯などを設定し継続的に利用しやすい一方、施設側は、専任の保育士を新たに確保しなければなりません。

志免さくらこども園では一般型を採用。

利用する子どもが抱えるハードルを下げるため、パーテーションで仕切られた新たなスペースを設け、徐々に、在園児と交わる工夫をしています。

志免さくらこども園 福田憲彌 園長
「囲われたスペースになりますので固定の大人と接することで安心感、自分はここで守られてるんだという感覚を持っていただく」