1月10日の「110番の日」を前に、福岡県警は不要不急の通報を控え、適切な利用を呼びかけました。


◆「110番」53万7141件(福岡)
福岡県警では1月10日の「110番の日」を前に、通報対応のデモンストレーションが行われました。県警によりますと、去年1年間で受理した110番通報の件数は53万7141件で、前の年と比べて4万6281件増えました。このうち、緊急性の低い通報が約20万件と37%を占めたということです。


◆事件・事故への対応を遅らせる原因
福岡県警通信指令課 矢野光敏巡査部長「約30%はいたずらや警察官による緊急の対応を要さない相談、落とし物の窓口紹介などの通報であり、1分1秒を争う事件・事故への素早い対応を遅らせる原因となっています」

福岡県警は緊急ではない相談などは、「♯9110」を利用するように呼びかけています。