JR各社は6日、年末年始の鉄道の利用状況を発表しました。行動制限がなかったこともあり、利用者数は前の年より増加しています。


◆「小倉~博多」は前年比9.1%増
JR各社によりますと、12月28日から1月5日までの9日間に、山陽新幹線の小倉ー博多間を利用した人は約59万人で前の年より9.1%増えました。また、九州新幹線と在来線の特急を利用した人はあわせて約53万5000人で、前の年と比べて7.2%増加しました。


◆コロナ禍前の8割程度
ただ、コロナ禍前の2018年と比べると、8割程度にとどまっています。JR西日本は「行動制限がなく旅行や帰省しやすい環境で、前年を上回ることができた」と分析しています。
一方、去年9月に開業した西九州新幹線の年末年始の利用者数は約7万人で、前の年の在来線特急の利用者数と比べると46.4%増加しています。