一番憎い敵は「薬物・ドラッグ」 戦いは34年前に始まる
水谷修さん(夜回り先生)
「戦いを続けてきた私にとって一番憎い敵は何か?薬物、ドラッグです。102名の尊い命を失いました。福岡の子は7人ほどおります。私の教え子も1人おります。薬物との戦いは今から34年前、港高校(横浜市の定時制高校)の入学式、4月6日に始まりました」
水谷修さん(夜回り先生)の講演は全6回連載です。
①右手の親指をトンカチで潰され、背中を刺され…夜回り先生・水谷修さんが35年戦い続ける「夜の世界」と失われた406の命【冬休み・薬物に手を出さないで】
②「私は大変な失敗をしてあいつを殺しました」夜回り先生・水谷修さんが悔やむ生徒の死 最後の言葉は「先生、きょう冷てえぞ」【冬休み・薬物に手を出さないで】
③「あいつがどんどん軽くなって…冷たくなって…」シンナーで死んだ教え子と「水谷先生、あんたが殺したんだよ」夜回り先生を変えた専門医の言葉【冬休み・薬物に手を出さないで】
④”覚醒剤漬け””売春””HIV感染”夜回り先生が補導した中学3年の少女 転落のきっかけは「あんな中学も落ちるなんてあんた一体誰の子?」母親の一言だった【冬休み・薬物に手を出さないで】
⑤「顔は骸骨、体は枯れ枝」薬物乱用で麻酔も効かず…夜回り先生・水谷修さんが語った少女の死 「講演で必ず話して」託された思い【冬休み・薬物に手を出さないで】
⑥「かぜ薬30~40錠飲めばヘロイン1回分」夜回り先生・水谷修さんが警鐘を鳴らす市販薬の乱用 「愛の力では救えません」【冬休み・薬物に手を出さないで】







