23日夕方、福岡県久留米市で横断歩道を自転車で渡っていた小学5年生の男の子が貨物車にはねられ、意識不明の重体です。

警察は貨物車を運転していた男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。

23日午後6時前、福岡県久留米市安武町で横断歩道を自転車で渡っていた小学5年生の男の子が、直進してきた貨物車にはねられました。

貨物車を運転していた男が「横断歩道を飛び出してきた自転車と衝突した」と110番通報。

男の子は意識不明の重体で病院に運ばれ、治療を受けています。

警察は、貨物車を運転していた福岡県久留米市に住む自称自営業・田坂幸介容疑者(48)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

警察の取り調べに対して田坂容疑者は「車と車の間から出てきた」「横断歩道上とは気がつかなかった」などと話し容疑を認めているということです。

警察によりますと、現場は片側1車線の直線道路で、当時は貨物車が走行していた車線の反対側の車線が渋滞していたということです。男の子は信号機のない横断歩道を渋滞している側から渡っていたとみられています。