”普通の岩”の正体は・・・

太宰府天満宮 学芸員 アンダーソン依里さん
「この奥に岩の作品が」
梅の木の下に置かれている一見普通の岩。

作品タイトルは「すべてわかったVI(シックス)」。イギリス人のアーティストライアン・ガンダーが手がけました。
県内の石を使ってつくられたという作品。よく見ると、表面に白くなっている場所があります。

実はこの作品、誰もが知る彫刻ロダンの「考える人」が岩がすり減るほど考えに考えた末、「すべて分かった」として立ち去ったことを表現しているということです。
”大切なものは見えない”を感じて
太宰府天満宮 学芸員 アンダーソン依里さん
「大切な物は見えないけれども、それを心で感じたり思いをはせることができるというのが神道。『考える人』はみんな知っているけれど『考える人』は何を考えていたのかということを知らないよね、ということで」

観光客
「アート?どこに?」
「あの石というか岩?」
「ちょっと分からん・・」
実はあの岩が・・・

観光客
「あ!あれ?あたってた!」
「(考える人は)どっか行ったんだもん悟ったから。すごい」
「太宰府で気がついたんですね」










