学問の神様として知られ初詣のスポットとしても有名な福岡県の「太宰府天満宮」。

実は、境内に、現代アートの美術館があります。

しかし、気づく人は少ない、多くの人が見過ごして通り過ぎています。1000年以上の歴史ある場所で、知れば見入ってしまう、アートの世界を”種明かし”します。

境内を散策していると”白いパネル”が・・・

太宰府天満宮(福岡・太宰府市)

福岡県にある太宰府天満宮の境内。

太宰府天満宮 心字池

大きな楠などが立ち並ぶ中に、心字池が配置され1100年を超える歴史を感じさせます。

RKB 下濱美有記者
「連日多くの人が訪れる太宰府天満宮、境内を散策していると、白いパネルがちらほら置かれています。パネルを見てみますと境内美術館と書かれています」

境内に美術館・・・?そんな建物があったでしょうか?

一体どういうことなのか、境内美術館の「学芸員」だという人物に話を聞きました。

太宰府天満宮 学芸員 アンダーソン依里さん
「現代の作家と一緒に作品をつくって先の未来の宝物を作るということでアートに力を入れています」

なんと歴史ある境内に現代アートを展示しているというのです。