注目の採決結果は「否決」

ウズベキスタンで開催されているワシントン条約の締約国会議。
絶滅のおそれから、ヨーロッパウナギに加えニホンウナギを含めた、全種類のウナギの国際取引に規制を加える提案が行われ、27日、委員会での採決が行われました。

これは、EUが提案したもので、すでに取引規制が導入されているヨーロッパウナギが、他種と偽って密輸されていることを問題視。
「ニホンウナギは著しく減少しており、すべてのウナギの国際取引を規制すべき」と主張しています。
一方、日本は、「ニホンウナギとヨーロッパウナギは特徴で判別可能」で、ニホンウナギは「絶滅の恐れは全くない」と反論。
各国に反対するよう呼びかけていました。
その結果は・・・

「反対」74.07%
EUの提案への賛成は全体の3分の2に届かず、規制案は「否決」されました。12月に開かれる全体会合で確定することになります。







