「安徳君は頑張ったんだけどね。残念でしたよね」校長にかけられた言葉に・・・
安徳晴美さん
「極端に負荷のかかる状況が長時間続けば確実に過労死や過労による病気になります。死に至らなくとも精神は必ず病みます。1人では抱えきれない仕事を、私は押し付けられた結果だと本当に悲しいです」
夫の誠治さんが倒れた後、所属校長が安徳さんにかけた言葉は、「安徳君は頑張ったんだけどね。残念でしたよね」だった。
安徳晴美さん
「は?残念。どこが残念なの?問題はどこにあったんですか?責任って誰が取るんですか?全て自己責任って言ってるんですか?」
安徳さんは頭が真っ白になった。
怒りや悲しみをどこにぶつけたらいいのか分からなかった。







