躍進する台湾企業 日本に輸出する企業も
日本とのつながりを目指す台湾の企業は他にもあります。

台南郊外に本社を置くBLIKSEN(ブリクセン)。
1989年創業で半導体の製造装置や医療機器などで使用する板金の加工を手がけています。

BLIKSEN 日本マーケット担当 李品伊さん
「ここが加工のスタートのところです。スチールとステンレスとアルミがメインで板状ではいってきてこのあと加工して成型していきます」
工場内では独特の音が鳴り響きます。

BLIKSEN 日本マーケット担当 李品伊さん
「この音はタレパンの音です」

タレパンとは、機械で金属板に穴を開ける加工方法です。

BLIKSEN 日本マーケット担当 李品伊さん
「台湾の伝統産業の人はこういう音を聞いたら安心する。お金を稼いでるという感じで」

BLIKSEN 曾麗芳 社長
「夜寝るときに、ポンポンポンという音が聞こえないと眠れないわ」