「厳しい校則を見直そう」がきっかけ

校則がない期間を発案したのは生徒たちで作る「ルールメイキング委員会」です。

髪型や靴下の色の指定など、厳しい校則を見直そうと今年4月に発足しました。

2学期が始まっておよそ1週間。

この日は、「校則なし」のお試し期間の後、生徒と保護者、教師に実施したアンケートの結果を共有しました。

「最低限の校則は必要」が多数

【アンケート結果】

保護者
「多様性も必要だが、社会に出て他人を不快にさせないルールは必要かと思う」

保護者
「ただ校則を守るだけではなく、それがどうしてあるのか、どうしたらよいか、生徒が自ら考えて行動できたのではないでしょうか」


寄せられたアンケートは全部で500を超え、生徒も保護者も教師も「最低限の校則は必要」という意見が多数を占めました。

ルールメイキング委員会の生徒
「私は保護者と教師のアンケートを見たんですけど、伝統を大切にすることと、特色を残すことを意見として上がっていたので、明治学園の伝統そのものを残しながら、ガチガチにルールを固めるのではなく、柱となる基本的な部分をしっかり固めていって、環境を整えることが大切だなと思いました」


ルールメイキング委員会の生徒
「生徒と教師のアンケートなんですけど、最低限のルールは変えないっていうのは、だいたい一致していたところだったなと思うので、根本は変えずに細かいところに焦点をあてた方がいいのかなと思いました」