「成長段階にあることに乗じたもので、避妊具を装着しないなど被害者の心身への配慮を欠き悪質」裁判所が厳しく指摘

判決で福岡地裁小倉支部(三芳純平裁判長)は「被害者が被告人と性的関係を持つことの意味合いや影響をいまだ熟慮できない成長段階にあることに乗じたものである上、性交の際に避妊具を装着しないなど被害者の心身への配慮を欠いた悪質なものである」と厳しく指摘。

また福岡地裁小倉支部は「被告人は、異種とはいえ、累犯前科2件を含む4度の服役前科を有しているのに、前刑の執行終了後1年足らずで本件犯行に及んでおり、その規範意識の薄さは強い非難に値する」と中島被告の前科についても言及した。