北九州市は、大都市圏などからの移住や再就職、いわゆる「U・Iターン」の就職者数が昨年度、過去最多になったと発表しました。
市は今後、年間を通じて「U・Iターン企業交流会」を実施するとしています。

北九州市の武内市長は30日の定例会見で、昨年度のU・Iターン就職決定者数が、過去最多の256人だったと発表しました。
市がU・Iターンの応援プロジェクトを始めた2015年度と比べ、1.8倍となっています。
このうち、10~30代の若年層が全体の58%を占めています。
居住地別では、関東・甲信越からの流入が20%となっていて、九州・沖縄からの11%を上回りました。
市は、これまで帰省時期の年に2回実施していた「U・Iターン企業交流会」について、今年度は毎月、オンラインとリアルのハイブリッドで開催することにしています。
市内企業の人事担当者と、メタバースを使った交流会も予定しているということです。
北九州市の武内市長は、「U・Iターン就職者数400人を目指したい」と話しています。