阪急交通社が発表した夏休み期間の国内の旅行先ランキングは、1位が「近畿地方」前年の1.2倍に伸びています。人気の理由は「大阪・関西万博」

旅行客のお目当ての一つが「万博の華」と言われる海外パビリオンです。

海外から158の国と地域が参加し出展している個性豊かなパビリオン。

その中から、大人から子供まで楽しめるパビリオンをご紹介します。

ヨルダン・映画の世界の砂漠

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「青空が広がっています。快晴です。大阪・関西万博の会場です。開幕から3か月ほど過ぎたんですが、折り返し地点を過ぎた後も大勢の方でにぎわっています」

4月13日の開幕以降、のべ1200万人以上が訪れた大阪・関西万博。

この日は夏休み前の平日でしたが、多くの人でにぎわっていて、会場は夏の暑さに負けない熱気に満ちていました。

そうした中、大人から子供まで楽しむことが出来る海外パビリオンがあります。

テーマは「体験」まずは、中東の国ヨルダン。

ここで体験できるのは、「映画の世界のサラサラ砂漠」

本田奈也花 アナウンサー
「ヨルダンパビリオンです。中に入ると映像が川のような感じで流れています。きれいです」

遺跡や都市など国の歴史と文化を学んだ先にメインの展示室が。

本田奈也花 アナウンサー
「ここは靴を脱いで体験するゾーンみたいですよ。あっ、冷たい砂です」「赤茶色ですね、すごくサラサラしています」

敷き詰められた大量の砂。その量はおよそ22トン。

ヨルダンの砂漠地帯「ワディ・ラム」から船便で日本に運ばれてきました。

この「ワディ・ラム」という砂漠地帯が、何を隠そう、映画「スター・ウォーズ」の撮影が行われた場所ということ。

ヨルダンパビリオンでは映画のワンシーンに入り込んだような砂漠体験ができるんです。

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「こちらを見上げるとドーム状になっていて星空が広がっているんです。砂漠の夜空ってこんな感じなんですかね」