7月20日投開票の参議院選挙、投票の判断材料となる情報をお伝えするシリーズ、きょうは争点のひとつ、「選択的夫婦別姓制度」についてです。
今年は国会で、28年ぶりに審議入りしましたが、採決にはいたりませんでした。
各党の主張も分かれています。
携帯をかざすだけで・・・

RKB 下濱美有記者
「ポスターだけでは候補者の詳しい政策は分かりません。スマートフォンをかざすだけで候補者の立場が一目で分かるそんなサービスが始まりました」
候補者の立場が一目で分かる、10日から全国で始まったサービス。

専用のウェブサイトからスマートフォンをかざすと・・・
色とりどりの花が画面に現れました。
サービスの対象となるのは候補者の「同性婚」と「選択的夫婦別姓制度」についての立場で、「賛成」の候補者はカラフルな文字で「賛成」であることが表示され、「反対」や「回答しない」という候補者の画面は変化しない仕組みです。
これは、結婚の平等の実現を目指す団体などが展開するサービス「マリッジビジョン」で、全国の候補者にアンケートを実施し、その結果を反映しています。

サービスを展開する マリッジ・フォー・オール・ジャパン 松中権 理事
「スマホである意味遊びではないですけれど簡単にかざすことによってポップな情報が出てくるしかけになっているので、それで得た情報でもう少し考えてみようかなということで同性婚とか選択的夫婦別姓について考えてもらうことも大事ですし、そのあと経験を元に投票所に行って自分の一票を投じていただくことも大事だと思うので、そういうきっかけづくりとして機能するんじゃないかなと感じています」