博多祇園山笠は、飾り山笠の公開から1週間、今週から、いよいよ舁き山笠が動き出します。

その舁き山笠を作る人形師も、山笠の男たちに負けない心意気で臨みました。

今年の一番山笠・東流

7月6日、今年の一番山笠・東流で行われた御神入れ。

飾り付けを終えた舁き山笠に神を宿らせる神事だけに男達の表情も引き締まります。

山笠を制作した人形師は御神入れが終わってほっとした表情です。

東流 人形師 白水英章さん
「評価やらは人が決めることやし、自分の作業というかすることは終了。みんなそれぞれの山笠があるからね、あとはもう楽しんでもらえれば全然大丈夫です」

人形師一筋の61歳「どでかいのを作れるのは楽しい」

白水英章さん、61歳。

博多人形師の家に生まれ20歳から今日まで人形師一筋。

山笠に携わりはじめたのは40代になってからですが、山笠の人形作りには、繊細な技が必要な博多人形とは違う魅力があるといいます。

東流 人形師 白水英章さん
「若干文化祭のノリ、学生よね。博多人形屋さんて普通飾りの人形やん、床の飾りとかね、このでかさ飾れんやん、やけんやっぱどでかいのを作れるのは楽しいですね」