連日の厳しい暑さ。全国各地に熱中症警戒アラートも発表され、熱中症への警戒が必要です。

熱中症というと、日中、屋外で…というイメージがあるかもしれませんが、実は夕方の今の時間帯、さらに家にいる間も注意が必要なのです。

どういうことか、専門医に話を聞きました。

”第一波”の熱中症3日連続で熱中症警戒アラートが発表されている福岡県。

6月30日には佐賀県唐津市で、80代の男性が熱中症の疑いで死亡しました。

暑さが本格化する今の時期は特に注意が必要と専門医は話します。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦 名誉院長
「梅雨明けにドーンと気温が上がって、その気温の高さの中で、湿度もそんなに下がらないという状況があれば、やはり慣れない体で、どんな元気な若い方でも熱中症になりやすいという時期ですから、”第一波の熱中症”といって急に搬送が増えるという時期が、ちょうどこの6月から7月の初めにかけてですので」