映画スタッフに提供する食事にも工夫

フィルムコミッションは海外の文化に合わせて提供する食事も工夫しています。
佐賀県 広報広聴課係長 フィルムコミッション担当 楢崎政彦さん
「今回は肉や発酵しているものが好まれないところがあるので、あと佐賀はお米がおいしいのでお米、野菜、魚介類という形で提供していることが多いですね」
マフーズ・ムハンマド監督
「お弁当はとてもおいしかったです、それにシンガポールでは魚介類がとても高価なので、普段はあまり食べられない魚介類もたくさんあってうれしかったです」

撮影は5日間にわたって県内10か所で行われました。

マフーズ・ムハンマド監督
「撮影した映像はどれも美しく期待していた以上に、想像していた以上に素晴らしかったです、みなさんにも私のレンズを通して見た佐賀を見ていただけたらうれしいです」
「こんなにきれいだったんだ」再発見した地元の魅力
この日、フィルムコミッションの楢崎さんが訪れたのは佐賀市川副町の麦畑です。

佐賀県 広報広聴課係長 フィルムコミッション担当 楢崎政彦さん
「この時期に撮れる麦畑の写真を撮っている感じですね、来年に撮影できますよと 提案をしたり」
佐賀県内の魅力的な景色を撮影することもロケを誘致する上で大切な仕事の一つです。
楢崎さんたちは作品を通して地元の魅力を再発見するきっかけになってほしいと考えています。

佐賀県 広報広聴課係長 フィルムコミッション担当 楢崎政彦さん
「撮られた映像を見て例えば麦畑を管理している人が自分の畑はこんなにきれいだったんだと地元の人も喜んでもらえる形にできるのがいいんじゃないかなと思います、たくさんの人に見られる作品を誘致しつつ、地元の人も自分たちのところの良さに気づいていただけるのがいいのかなと思います」