投票用紙を開発した企業

ユポ・コーポレーション 鹿野民雄 部長
「開票時間をもっと短縮できないかと。選挙事務機器メーカー、選挙管理委員会の方から課題を解決してほしいと依頼があって」

合成紙メーカーのユポ・コーポレーション。

今回の衆院選で使用する投票用紙の原紙を製造しています。

ユポ・コーポレーション 鹿野民雄 部長
「紙のように見えるけど、フィルムなんですね。ポリプロピレンというプラスチックでできています。」

「折り目がしっかりつかない」欠点をいかして

もともとは屋外ポスターや山地図などに使用されていた合成紙の「ユポ」

プラスチックが原料のため、水に強く、破れにくいという特性がありますが、折り目がつけにくいという欠点もありました。

ユポ・コーポレーション 鹿野民雄 部長
「重しをしないと折り目がしっかりつかないのがユポの特徴なんですけど。逆転の発想ですね。投票箱に入れた瞬間にパッと開く、開票作業が省力化できる。」