選挙で使う投票用紙、紙のように見えて、実は紙ではないことをご存知でしょうか。
今回の衆議院選挙は10月27日に投開票されます。
今でこそ、即日開票が当たり前となっていますが、かつては開票作業に時間がかかるため、投票と開票は別の日に行われていました。
即日開票を可能にしたのは、紙ではない投票用紙が開発されたからでした。
開票作業に多くの時間がかかっていた

「せ~の」
今から41年前、1983年に行われた衆議院選挙の開票作業。
折り曲げられた投票用紙を職員が1枚1枚手で開いて仕分けしています。

そのため開票作業には多くの人と時間を要していました。
その10年後に行われた1993年の衆議院選挙の開票作業。映像を見ると、投票用紙は折れ曲がっていません。

比べてみると一目瞭然、仕分け作業もスムーズです。
この10年の間に何があったのでしょうか?