「ビタミン含むエサだと『サシ』が入らない」

津田舞香さん「ビタミンが含まれているとお肉にサシが入らなくて」

RKB冨士原圭希アナウンサー「ビタミンがあった方がいいと思うけど、ビタミンがあるとサシが入りにくいんだ。エサの微調整で牛の味を作っていくんですね」

糸島農業高校では、エサとなる稲わらを外部から仕入れるのではなく、自前で用意しています。

冨士原圭希アナウンサー「広大な田園ですね」

津田舞香さん「10月になったらわらが出来上がるので、それをみんなで全部運びます」

糸島農業高校では、肥育牛2頭と繁殖牛6頭を飼育していて、校内でとれる稲わらだけでは十分ではありません。

士原圭希アナウンサー「1年くらいもたせるんですか?」

津田舞香さん「(この量でも)足りてない」

肥育牛と繁殖牛は異なるエサで飼育

稲わらをエサとして与えるのは「けんじ」ともう1頭の肥育牛だけ。ほかの牛舎にいる繁殖牛6頭には別のエサを確保しなければなりません。

冨士原圭希アナウンサー「隣に積みあがっているのは何?」

津田舞香さん「これはサイレージといって(雑草を)発酵させたものとなっています。サイレージは青草になるので、ビタミンが含まれていて元気に育ってもらうために繁殖牛にあげています」

冨士原圭希アナウンサー「肥育牛と繁殖牛であげるエサが違うっていうことですか」

津田舞香さん「はい」