博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」はデータの改ざんなどが発覚し13日から運休しています。

JR九州は、13日付けで「クイーンビートル」を運営するJR九州高速船の社長を交代したと発表しました。
クイーンビートルをめぐっては、今年2月、少量の浸水が発生したことを国に報告せず、浸水を知らせるセンサーの位置を変えて警報が鳴らないようにしていたほか浸水のデータを改ざんしていました。
今月6日の国土交通省が実施した監査で「安全確保に関わる重大な問題がある」と指摘されデータの改ざんなどが発覚したということです。
指摘を受けて「クイーンビートル」は13日から当面の間運休しています。
この問題でJR九州は13日、クイーンビートルを運行するJR九州高速船の社長に大羽健司氏を新たに就任させたと発表しました。
JR九州は、「新社長のもと国土交通省の監査に全面的に協力し改善に努めて参ります」とコメントしています。