事件発覚から2か月強盗殺人事件に関与した疑いで妹とその知人を逮捕
事件が動いたのは、発覚から2か月後の8月18日。
警察は、つぐみさんを殺害し、預金通帳などを奪ったとして、妹の辻和美被告と、その知人の岡村恵美被告を強盗殺人など疑いで逮捕。
検察は、和美被告を強盗殺人などの罪、岡村被告を強盗致死などの罪でそれぞれ起訴した。
起訴状によると、和美被告は、姉のつぐみさんに催涙スプレーを噴射し、首を締め、窒息させて殺したうえ、つぐみさんの通帳3冊と印鑑1個、軽乗用車などを奪ったとされる。
さらに、奪った通帳と印鑑を使って銀行から73万80000円を引き出したとして、詐欺などの罪にも問われている。
姉への強盗殺人事件で起訴の妹その人物像は
辻和美被告は、18~19年ほど前、福岡県遠賀町の産業廃棄物処理会社で働いていた。
当時を知る人によると、ビンやカン、アルミの選別作業に従事していたという。
当時の和美被告を知る人は「あっさりした人。体格が良くて背が高くてどっしりした人」などと語っていた。