9月に予定される自民党の総裁選に向けた動きが活発化する中、石破元幹事長が4日福岡市で講演しました。

石破氏を招いた山崎拓元副総裁は「次期首相候補として石破茂氏を推す」と宣言。

総裁選に向けて福岡の政治家たちの動きにも注目が集まっています。

石破元幹事長 福岡市で講演「自分が総理なりせばどうするんだい?常に考えて」

RKB 植高貴寛 記者
「福岡市でこれから講演するのは自民党の石破元幹事長です。総裁選への出馬が取りざたされているだけあって多くの人が集まってきています」

福岡市で4日午後自民党の山崎拓元副総裁が開いた政経フォーラム。

招かれたのは山崎氏が政治的な同志と呼ぶ自民党の石破茂元幹事長です。

石破氏は冒頭で9月の総裁選への出馬に関して「決意を周囲に伝えたこともなければ申し上げたこともない」と述べるにとどめましたが…

自民党 石破茂 元幹事長
「衆参両院の国会議員でないと総理大臣にはなれない。有資格者である国会議員はでるでない別として自分が総理なりせばどうするんだいと常に考えておらねばならないことだと思う」

過去4回総裁選に出馬している石破元幹事長。

今年5月に開かれた小泉元総理や山崎元副総裁ら小泉政権を支えたメンバーによる会合に石破元幹事長も参加。

出席者からは「石破氏は次の総裁選に立候補するべきだ」との声が上がったということです。