友人との約束

元々は今から12年前片小田さんが、友人の藤吉政範さんの家の前で咲いていた月見草を見たのが始まりでした。

藤吉さんは河原の所々に咲いていた月見草の種を集めて植えていたそうです。

藤吉政範さんの妻・藤吉博恵さん
「それこそ一番最初は夫がここの土手で草を刈っている時に、通りかかった人が、『ここに月見草が昔はいっぱいあったけど、草と一緒に刈るのでなくなる』と言われて」

片小田正行さん
「藤吉さんが、月見草を刈らずにとっておいた。『これを増やそうか、堤防いっぱい植えよう』って言って俺が仕掛けたの」

「河原を月見草でいっぱいにして憩いの場所にする」それが藤吉さんとの約束でした。