鎌倉時代にモンゴルが福岡市などに攻めてきた「元寇」。今年は最初の元寇から750年の節目の年です。
長崎県松浦市や鎌倉市などゆかりの自治体が歴史の発信と地域活性化に向けたネットワークを発足させました。
参加自治体は、多くの史跡が残る福岡市に熱視線を送りますが温度差もあるようで、歴史を後世に伝えるための向き合い方が問われています。
「鎌倉武士たちの活躍」発信ネットワークが発足

元寇所縁のネットワーク会長・友田吉泰 松浦市長「今年ちょうど1回目の元寇から750年という節目の年でありますので、鎌倉武士たちの活躍を所縁のある自治体が改めて見つめ直し、掘り起こし、磨いて、そしてネットワークとして発信していく」

福岡市西区で先月開かれた「元寇所縁(ゆかり)のネットワーク」発足式。
モンゴルが攻めてきた元寇の際に戦った鎌倉武士などにゆかりのある25自治体が参加しました。
今年は2度にわたる元寇のうち最初の文永の役から750年の節目の年。
これをきっかけに地域活性化につなげようと、海底から元寇の船の発見が相次いでいる長崎県松浦市の呼びかけで発足したものです。