高校野球・春のセンバツ出場校が発表され、広陵高校(広島)の3年連続、27度目の出場が決まりました。

小宅世人 アナウンサー
広島市安佐南区にあります広陵高校のグラウンドです。さきほど、中国地区・広陵高校の名前が呼ばれました。このあとの流れです。堀正和 校長先生が、グラウンドに直接降りてこられて、選手たちに報告をします。

きょうは、ゲストに来ていただいています。昨シーズン、広陵高校キャプテンの 小林隼翔 選手と、高校通算62本塁打、“広陵のボンズ” こと、真鍋慧 選手です。よろしくお願いします。3年生の2人です。

さきほど、中国地区の出場校として呼ばれました。おめでとうございます。後輩たちにメッセージありますか?

小林隼翔 選手(3年 元主将)
「いや、本当に去年から一緒にがんばってきた後輩たちなので、すごくうれしい気持ちです」

真鍋慧 選手(3年)
「うれしいっていう気持ちと、やっぱり自分たちが成し遂げられなかった日本を目指してもらいたいです」

小宅世人 アナウンサー
まもなく校長先生が降りて来られると思うんですが、それまでお話をうかがっていきましょう。昨シーズン、キャプテンを務められましたが、ことしの新チームはどういったチームなんでしょうか? 先輩から見て。

小林隼翔 選手
「すごく見ていて、おもしろみはあるチームというふうに言われていて。去年から入っていた選手が少ないぶん、やっぱり何かしてくれるんじゃないかっていうものを持っている選手が非常に多いチームだと思います」

小宅世人 アナウンサー
ことしの新キャプテンは、キャッチャーの 只石貫太 選手ですが、いかがですか?

小林隼翔 選手
「すごく責任感も強いですし、周りに強いことを言えたりとか、優しさもすごくあるので、いいキャプテンになってくれると思っています」

小宅世人 アナウンサー
今、選手たちは円になりながらアップだったり練習を続けているんですが、先輩たちから見ると、この冬場の時期の練習っていうのが本当につらかったんじゃないですか?

真鍋慧 選手
「そうですね。つらかったですね」

小宅世人 アナウンサー
引退する前、この冬場のトレーニングで1年生のときにつらかった練習を1つ挙げるとしたら?

真鍋慧 選手
「自分はタイヤを押すのが一番嫌いでしたね」