愛知県の動物園からオスのマンドリルが繁殖のため広島市の安佐動物公園に婿入りしました。
安佐動物公園に到着したのは、オスのマンドリル「しんご」です。

国内の移動とはいえ、健康状態を診るためにいったん園内の動物病院へ入ります。「しんご」は頑丈なケージに入ったまま運びこまれました。
「しんご」は茨城県で生まれた後、愛知県の豊橋総合動植物公園で育てられてきました。オスばかりの群れの中での暮らしだったそうですが、フレンドリーで強いオスと仲良しになっていたそうです。

安佐動物公園では、メスの「アサマル」と繁殖をめざします。

安佐動物公園 飼育係 中西正人さん
「毛艶もよくて体も細いんですけど筋肉がしっかりついている感じなので、そのあたりはオスらしいいい体しているなと思いました。(園間の繁殖計画で)より関係のいい個体で同士で繁殖を、めざしましょうという計画がたってましてそれでウチの場合は(メスの)アサマルが候補にあがりまして」
「しんご」は、環境に慣れるころを見計らって一般公開される予定です。