聴覚に障害のある人たちの「全国ろうあ者大会」に出席するため、広島を訪れられた秋篠宮ご夫妻は、大会への出席に先立ち、11日、平和公園を訪問されました。


秋篠宮ご夫妻は、雨の中、傘を差さずに原爆慰霊碑の前へ進み、白いユリを手向けられました。


案内役の松井市長によりますと、「原爆資料館がリニューアルされたことや、コロナ禍で平和記念式典の規模が縮小されたことをご説明した」ということです。

秋篠宮さまが慰霊碑を訪れるのは2018年6月以来で、皇位継承順位1位の皇嗣としては初めてです。


ご夫妻は、この後、「全国ろうあ者大会」の演劇祭典を訪れ、手話を使った演劇を鑑賞されました。

また、絵画や工作の作品展では、作者と手話を交えて懇談されました。

そして、12日は大会の式典に出席されました。


「全国ろうあ者大会」は、ろうあ者の社会的地位の向上を目指して、聴覚に障害がある人への理解を深めてもらおうというもので、コロナ禍の影響で開催は3年ぶり…。広島で開催されたのは62年ぶりです。


秋篠宮さまは、「災害時に誰もが等しく情報を入手できる環境整備が不可欠だ」と、手話を交えて述べられました。


秋篠宮さま
「さまざまな障害に対する理解がさらに深まり、皆が安心して暮らせる社会が築かれることを祈念します」


ご夫妻は、参加者による和太鼓のパフォーマンスなどを笑顔で鑑賞されていました。