23日、岸田総理は、来年のG7(主要7か国首脳会合)を、広島で開催することを表明しました。地元では歓迎の声です。

岸田文雄総理大臣 午後2時
「唯一の戦争被爆国である日本の総理大臣として広島ほど平和のコミットメントを示すのにふさわしい場所はないと考えています。核兵器の惨禍を人類が二度と起こさない誓いを世界に示し、G7の首脳とともに平和のモニュメントの前で平和と世界秩序と価値観を守るために結束していくことを確認したいと思っています。」


「来年のG7サミットを広島で開催し、成功に向けて取り組むことを確認した」


岸田総理が広島での開催を明らかにしたことについて、知事、広島市の松井市長、広島商工会議所の池田会頭がそろって会見しました。


広島市 松井一実市長
「核兵器のない世界を目指す各国首脳による核抑止という考えを超えた理想を追求するための外交政策の実現に向けた揺るぎない決意が、広島から世界に発信されることを希望」


広島県 湯崎英彦知事
「ウクライナ侵略で損なわれた対話やルールに基づく国際協調を再び取り戻し、将来、ウクライナの人々が復興に向け前進する際の希望の象徴になる」


広島商工会議所 池田晃治会頭
「G7サミットの開催は世界的にも注目が高い会議。広島の産業・文化・飲食等の魅力を世界にアピールする絶好の機会」


サミットの誘致については、県や広島市、広島商工会議所など8団体が、誘致の協議会を設立しています。今後は新たに準備の協議会を立ち上げて、前回の伊勢志摩サミットを研究していきたいとしています。

街の人たち
「ロシアが核兵器(の使用)をちらつかせてウクライナを脅しているから、核の脅威が高まっているときだからこそ、被爆地・広島でのサミット開催は意味がある」

「原爆資料館などにも来てもらい、戦争が起こっているので、その核の悲惨さを伝えるもってこいの場所なので、被爆している方がいるのをぜひ目で見て感じてもらえたら」

広島県被団協の箕牧智之理事長は、「被爆者として朗報と受け止める」としながらも次のように話しています。


広島県被団協 箕牧智之理事長
「献花したりするのがセレモニーで終わるのではなく、本当に77年前の広島がどうだったかを見てもらって、保有国は考えを変えないといけないかというところまでいってほしい」


平和公園を訪れた観光客
「原爆が落とされた所なので、場所としては世界の人たちに考えてもらえることもあるので良い選択だと思う」

​「 (広島開催で)よかった。いろいろなことがある中で、この場所を選んで、全世界のえらい人に広島という場所を感じてほしい」