また、一連の事件として関連が疑われている、去年12月、広島市西区の時計などの販売買取専門店の店舗兼住宅で起きた強盗傷害事件では、すでに加藤容疑者を含む3人が起訴され、1人が家裁送致されています。

警察は、事件の実行犯を8人とみていますが、捜査関係者によりますと、残る4人全員が、都内の強盗事件などですでに逮捕・起訴されていて、容疑が固まり次第、逮捕する方針だということです。

広島市西区の強盗傷害事件で加藤容疑者とともにすでに起訴されているのは、埼玉県の栗原翔 被告、宇佐美巴悠 被告で、神奈川県の18歳の男が家裁送致されています。

起訴状などによりますと、4人は共謀して、去年12月21日、広島市西区の時計などの販売買取専門店の店舗兼住宅に宅配業者を装って押し入り、住人の男性の頭を工具のようなもので殴るなどしたうえ、両手首を粘着テープや結束バンドで縛るなどの暴行を加えたとされています。また、男性の両親にもけがをさせたほか、現金およそ250万円と2400万円相当の腕時計など、およそ136点を奪ったとされています。

男性は、脳挫傷などで今も意識不明だということです。