広島市東部地域のJR線を高架にする「連続立体交差事業」で、全体の事業費が8割あまり増額し、完成時期も計画よりも10年ほど遅れることが分かりました。

県と広島市が進める「連続立体交差事業」は、広島市安芸区と府中町、海田町を通るJR線、約5.1㎞を高架にする計画です。

工事は2つの区間に分けられ、現在、向洋駅周辺の1期区間で、橋脚の基礎工事が行われています。

この事業で16か所の踏切が撤去されるため、▽安全性の向上と▽渋滞の解消が期待されています。

県はこの事業について事業費と工期を変更することを明らかにしました。

それによりますと▽1期と2期を合わせた全体の事業費は現在の約915億円から8割あまりの770億円増えて約1685億円に。▽工事の完了時期も10年遅れて、2048年度になる見通しです。

建設資材や人件費の高騰に加えて、用地取得や地下埋設物の移転が遅れたことが要因ということです。