長引く物価高で消費者の節約志向が広がっています。そんな中、生活用品などの値下げに踏み切った広島市の店舗を取材しました。

広島市安佐南区のホームセンタージュンテンドー沼田店です。日用品から業務用までおよそ5万種類の商品を扱っています。

ジュンテンドー沼田店 渡辺学・副店長
「こちら洗剤など、お客様が日常的に使うモノを中心にお安くなっています」

ジュンテンドーでは、全国の115店舗全店で今月7日から洗剤や台所用品など日用品を中心におよそ1000品目を値下げしました。値下げ率は平均で13%ですが、中にはこんな商品も・・・

ジュンテンドー沼田店 渡辺学・副店長
「こちら、ワイドハイター、27%くらい安くなっています」

さらに、ペット商品売り場では、小型犬用のペットシーツがこれまでより500円安くなりました。そして中東情勢の影響で6月から一旦値上げした割り箸や紙皿も今回、値下げに踏み切りました。

来店客
「お値段が安いなというのはありますよね、助かりますね」

物価高が続く中で沼田店は、ことし3月から先月までの来店客数が前年より6・4%減ったということです。日常的に消耗する日用品を値下げすることで、来店意欲を促したいとしています。

ジュンテンドー沼田店 渡辺学・副店長
「お客様にとって申し訳なかったですけど、ひたすら値上げでしたから。値下げでお客様に来て頂く、また新しく新規のお客さんにも来て頂くということに取り組んでいきたい」

(スタジオ)

長引く物価高で消費者の節約志向が続く中、店側としては利幅を縮めても集客を図りたいというわけですね…

ちなみに今後の物価の見通しは、帝国データバンクによりますと、来月も食料品を中心に3000品目以上がさらに値上がり。一方、政府は、来年4月から2年間、食料品の消費税率を1%に引き下げる大綱を閣議決定しました。

帝国データバンク広島支店の牧秀樹・情報部長は、「中東情勢など値上げ要因がなくなる見通しはなく、今後も値上げはじわりと続く見込み」としています。