今季一番の強烈な寒気の影響で、広島県内も広い範囲で雪に…。広島市中心部など沿岸部でも雪が積もりました。25日朝からの取材をまとめました。

◇ 広島・中区 午前6時半
山崎有貴 記者
「午前6時半の広島市中心部です。この時間帯も雪が降っています。雪は、だいたい5~6センチくらい積もっています」

25日朝の広島県内は多くの地域で一面の銀世界となりました。広島市中区では、午前3時に6センチの積雪を観測。最低気温はマイナス4.2℃まで下がり、道路は真っ白となりました。

小林康秀 キャスター
「御幸橋にやってきました。広島市中区と南区をつなぐ橋なのですが、海に近い場所です。ここも雪が降って、アイスバーン状態になっています。今、パトカーがやってきまして、融雪剤をまきに到着したというところです」

「目の前の車もタイヤがスリップしてしまって、前に進めない状態になっています」

「危ない、危ない。後ろに車が来ていますけど、だいじょうぶかな」

「道の中央で動けなくなっている車があります。タクシーでしょうか。さきほどからエンジンをふかしているんですけども、前に進むことができません」

「白神舎の交差点前です。車道を見てください。アイスバーンになっていて、下を見ながら歩かないと危険な状態となっています。みなさん、ゆっくり、ゆっくり歩きながら通勤しています」
◇ ひろしま夢プラザ 午前8時半

『ひろしま夢ぷらざ』(広島市中区本通り)では、朝から節分フェアの準備に追われていました。

ひろしま夢ぷらざ 高本統夫 店長
― ふだんは午前8時半には商品搬入…
「県北の荷物とか、出荷できていないということで、きょうはこれだけしか商品が来ていない。12月のクリスマス寒波でも影響があったが、それよりもひどいかなと」


売り場には、入荷の遅れを知らせる張り紙がされましたが、影響はそれだけではありません。

高本統夫 店長
「(荷物の)引き受けはできるけど、路線が動かないので、温度管理するものは、きょうは受注を控えたいと思っています」